二人三脚エピソード妻にも言えなかったカードローン。それでも家づくりを諦めきれませんでした 更新日:2026.08.13

私は33歳の会社員です。
妻と子ども2人の4人家族で暮らしています。
2人目の子どもが生まれてから、今の賃貸アパートが急に狭く感じるようになりました。
子どものおもちゃや服も増え、休日は家の中がいつもバタバタ。
「そろそろマイホームが欲しいね」と夫婦で話す機会が増えていったんです。
周りでも家を建てる友人が多く、実際に新築へ遊びに行くたびに、
「いいなぁ、うちもこんな家に住みたいな」
と気持ちが大きくなっていきました。

そんな中、気になるハウスメーカーを見つけ、モデルハウスへ。
担当の営業さんも親身で、土地探しから間取りまで順調に話が進みました。
広めのリビング。
子ども部屋を2つ。
妻が希望していた対面キッチン。
図面を見ながら、「ここにソファ置こうか」「子どもたちは絶対ここ走り回るね」と、家族みんなで盛り上がっていました。
ですが、その一方で、私はずっと不安を抱えていました。
実は、家族に内緒のカードローンがあったのです。
最初は本当に軽い気持ちでした。
子どもの出費や急な支払いが重なった時に少し借りて、「すぐ返せば大丈夫」と思っていました。
ですが気づけば何社かに借入が増え、返済のためにまた借りるような状態に。
毎月、小さい返済をいくつも抱えている状況でした。
もちろん妻には言えていませんでした。
住宅ローンの話が具体的になるほど、
「もしバレたらどうしよう」
「これが原因で全部ダメになるかもしれない」
そんな不安ばかりが大きくなっていったんです。

案の定、最初の事前審査は否決でした。
理由は詳しく教えてもらえませんでしたが、自分では原因が分かっていました。
ただ、ハウスメーカーの担当者からは、
「他にも方法があるかもしれないので、一度専門の相談窓口に行ってみませんか?」
と提案されたのです。
その夜、住宅ローン相談窓口のサイトを見ました。
そこには、自分たちと同じように、
「借入がある」
「他で断られた」
「家族に言えない事情がある」
そんな状況から住宅ローンを通した人たちの事例がたくさん載っていました。
正直、最初は半信半疑でした。
でも、“自分たちだけじゃないんだ”と思えたことで、少しだけ気持ちが軽くなったんです。
後日、相談へ行き、現在の借入状況や返済額、家計のことを全て話しました。
かなり緊張しましたが、担当の方は責めることなく、
「まずは状況を整理しましょう」
「組み立て方次第で可能性はあります」
と冷静に話を進めてくれました。

提案されたのは、複数あったカードローンを一本化し、返済負担を整理した上で住宅ローンを組み立てる方法でした。
毎月バラバラに返済していたものをまとめることで、家計の負担もかなり見直せるとのこと。
そこからは、金融機関ごとの条件を比較しながら、自分たちに合う進め方を一緒に考えてもらいました。
審査結果が出るまでは、本当に落ち着きませんでした。
ですが数日後――
「承認になりました。進められます」
その連絡を受けた時、思わず力が抜けました。
住宅ローンだけでなく、ローン整理も同時に進めることができ、以前より毎月の支払いにも余裕ができました。
今では家族で新居の完成を楽しみにしています。
以前は、“借入がある時点で無理だ”と思い込んでいました。
でも実際は、やみくもに審査を受けるより、状況を整理して、専門の方に相談することが本当に大切なんだと実感しています。
もしあの時、一人で抱え込んだままだったら、きっと今も前に進めていなかったと思います。
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