二人三脚エピソードほかの会社さんに相談したら借り入れが難しいと言われた… 更新日:2026.04.23

三人目の子どもが生まれてから、私たちの暮らす2LDKのアパートは明らかに手狭になっていました。おむつや衣類、絵本やおもちゃで部屋は常にいっぱい。引っ越しの必要性を感じながらも、なかなか具体的な行動には移せずにいたのです。
そんなある日、近所で「モデルハウス見学会」のチラシがポストに入っていました。週末の予定も特になかったので、夫婦で話し合い、思い切って見学の予約を入れることにしました。
約束の日、私たちは子どもたちを連れてモデルハウスを訪れました。扉を開けた瞬間、広々としたリビング、対面式のキッチン、ゆったりした浴室が目に飛び込んできて、今の暮らしとの違いに圧倒されました。子どもたちも走り回り、まるで新しい家に住んでいるかのように楽しそうです。

「こんな家に住みたいね」と夫婦で顔を見合わせ、担当のスタッフに希望の間取りを伝えると、後日プランを作成してくれるとのこと。次回の打ち合わせを約束し、その日は胸を弾ませながら帰宅しました。
その後の2週間は、SNSや住宅サイトでさまざまな家の写真を眺める日々でした。「このデザインも素敵」「こんな収納が便利そう」などと話し合い、家族の夢はどんどん膨らんでいきました。
そして迎えた打ち合わせの日。提示された間取りは、広いリビングにゆとりある子ども部屋、十分な収納スペースまで備えた理想的なものでした。担当者から土地の候補もいくつか紹介され、最終的に利便性の良い一つを選びました。
次のステップは住宅ローンの申込み。必要な書類を揃えて銀行に出向き、窓口で説明を受けながら申し込みを済ませました。結果は数日で出ると言われ、私たちは期待半分、不安半分で待つことに。
しかし二日後、銀行から届いたのは「否認」という連絡でした。理由を尋ねても教えてもらえず、ただ「今回は難しい」という返答のみ。ハウスメーカーの担当者に相談しましたが、「残念ですが…」と見送りを勧められるしかありませんでした。
帰宅後、落胆した妻と子どもたちの顔を見るのが辛く、私自身もどうしたらいいのか分からず呆然としていました。

ところが半月後、妻が偶然ネットで「住宅ローン専門の相談サービス」を見つけ、LINEで問い合わせてみました。そこで「過去にカードローンを利用していたことが影響している可能性がある」と指摘され、無料相談会に参加する流れになりました。
相談会では、私の収入や勤続年数、過去の借入履歴などを詳しく確認。どうやら数年前に利用したカードローンが、審査に悪影響を与えていたようでした。担当者は「通る可能性のある銀行を探します」と言ってくれ、必要な書類を準備するようにアドバイスしてくれました。

再び相談会に行ったとき、担当者から「確約はできませんが、対策を講じて申請しましょう」と説明を受けました。半信半疑ながらも手続きを進め、追加の書類提出を繰り返す日々。
正直、今回もダメかもしれないと諦めかけていた頃、担当者から電話が入りました。
「お待たせしました。3100万円の融資が承認されました!」
耳を疑うような言葉に、思わず妻に報告。二人で涙が出るほど喜び合いました。

その後は住宅営業の担当者と共に土地探しから間取りの打ち合わせを重ね、ようやく念願の新築を手に入れることができました。相談に通ったお店には子どもが遊べるスペースもあり、打ち合わせにはいつも家族全員で通いました。
数年前に軽い気持ちで利用したカードローンが、まさかこんな大きな壁になるとは思いませんでした。
しかし、諦めずに相談し続けた結果、今は家族で広い家に住み、毎日伸びやかな暮らしを送れています。本当にあのとき相談して良かったと心から感じています。
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