自営業で安定してからでないと融資は通らないと言われ - 北海道住宅ローン相談窓口｜無料相談開催

二人三脚エピソード自営業で安定してからでないと融資は通らないと言われ　更新日：2024.05.15

▌下の階からの苦情で始まった家づくり

私は7年間勤めた電気工事会社から3年前に独立して自営業の28歳の家族持ちです。

妻は高校の時からの付き合いで5年前に結婚、2歳の息子の3人家族です。
息子は日に日に成長と共に動きが活発になり大きな声で笑い、泣き、ごく普通の男の子です。

住んでいるアパートは木造の2階建ての2階に住んでいました。
ある日仕事から帰ってきたときに1階のご主人が出てきて『息子さんいつも元気ですね。でも、もう少しだけ静かにしてもらうように出来ないだろうか』という苦情を言われてしまいました。

とても穏やかな下の階のご主人でしたがうちの息子が騒ぐことでご迷惑をかけてしまっていたと気付きました。
『ご迷惑をおかけしてすみません。静かにさせますので…』と迷惑をかけてしまっている事に申し訳なく思いつつ、家に入るといつものように息子が走り寄って出迎えてくれました。

この息子の笑顔で一日の疲れが一瞬で吹き飛びます。でも先程の苦情が頭を過ぎってしまい、『静かにしなさい！』と思わず大きな声を出している自分がいました。
妻が大声を出した私の声にびっくりして『どうしたの？そんな声を出して！』と駆け寄ってきたこともあり、夕食の時に下のご家族に迷惑をかけてしまっている事を伝えながら、今後どうするかを相談。

そのときに妻から『家を建てよう。迷惑をかけて気にしながら過ごすより、いっその事、家を建ててしまおう』という軽い乗りで話を進めました。

▌マイホーム探しがスタート

早速、休みにモデルハウス巡りをしました。吹き抜けのある家や広いリビングの家などこんな家に住んだら息子も思いっきり走り回れる。
案内をしてもらったハウスメーカーの担当者に説明してもらうと価格が家だけで3000万円との事でした。それに加えて土地代などを含めると、正直手に届かない金額でした。

やはり身の丈にあった中古住宅を探そうという事になり、今度は不動産屋さん巡りで家を探していました。ちょうど、今住んでいる所から近く環境の良い物件があり、不動産屋さんの社長さんに購入の意思を伝えると『お金の準備はどうなの？住宅ローンを組むなら紹介するよ』と言ってくれ、紹介された銀行に出向きました。

▌住宅ローンが組めないというイメージがなかった

私が自営業という事で確定申告書や事業で借りているローンなど全て用意して提出しました。銀行の担当者に見せたところ『今回は、住宅ローンは出来ません。借り入れ状況と確定申告の内容がもう少し安定してからでないと融資は出来ない』という回答でした。まさか住宅ローンが組めないというイメージはなかったので、妻も呆然としていました。

ローンが組めないなら家も買えない・・・。

その頃、仕事の繋がりで良くしてもらっている先輩とばったり会い、お互いの近況報告など何気ない会話からローンが組めなかった事を話すと『住宅ローンの相談にのってくれるサイトがあるらしいので検索してみなよ。友達もローンが組めなくて困っていたとき、そのサイトで相談を持ち掛けてローンを組めたと言ってたよ』という情報を教えてもらいました。

▌住宅ローン相談窓口担当者との出会い

家に帰り、スマホで検索をしてみました。『北海道住宅ローン相談窓口』というサイトに行きつきました。ラインでコメントを入れると直ぐに回答があり、今までの経緯や自分の職業や所得などをやり取りしました。相手の担当者から『ローンの組み立ては出来そうです。ただ、ローンを通す事をお約束できないが、一度ご来店して打合せしてみませんか』と言われ、仕事終わりの時間でも対応してくれるという事だったので翌日すぐに相談会に出向きました。

ラインでのやり取りで事前に私の内容を把握してもらっていたので用意するものを一つ一つ教えてもらいました。事業資金での借入内容や所得など調べるため、２～３日時間が欲しいとの事でした。

2日後の昼過ぎに『ローンを組み立てる方針が見えました。審査の申込書を作成したいので再度来店してください』というメッセージが入っていました。『本当に？』という疑いの思いで担当者に会いに行きました。申込書に必要な事を記入し書類を預けました。