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二人三脚エピソード自営業だと住宅ローンは難しい…そう思っていました 更新日:2026.07.30

私は35歳。個人で設備関係の仕事をしていて、独立して2年になります。
妻と3歳の息子、3人暮らしです。

独立してからは毎日が必死でした。
仕事を取るために朝から晩まで走り回り、ようやく少しずつ取引先も増えてきた頃。

そんな中で、ずっと頭にあったのが「家族のための家を持ちたい」という思いでした。

今住んでいる賃貸は決して狭いわけではありません。
けれど、子どもが大きくなるにつれて物も増え、駐車場も手狭に感じるようになってきたのです。

妻も「できれば庭のある家に住みたいね」と話すようになり、私自身も“家族の拠点”を持ちたい気持ちが強くなっていきました。

休日には住宅展示場へ行き、モデルハウスを見学。
明るいリビングや広いキッチンを見るたびに、「いつかこんな家に住めたら」と夢が膨らみました。

ただ、現実は甘くありませんでした。

住宅会社で資金計画を出してもらった際、担当者からこう言われたのです。

「ご主人、自営業なんですね。独立してまだ2年目ですと、ローンは少し厳しいかもしれません」

その言葉に、頭の中が真っ白になりました。

年収は決して低いわけではありません。
ですが、独立したばかりで確定申告もまだ1回だけ。

銀行から見れば、“安定していない”という判断になるそうです。

それでも諦めきれず、住宅会社から紹介された銀行へ事前審査を申し込みました。

結果は否決。

理由は「事業年数が短いこと」と「収入の安定性」でした。

正直、かなり落ち込みました。
「やっぱり自営業は難しいのか…」と。

妻には「まだタイミングじゃなかったのかもしれないね」と言われましたが、悔しさと情けなさでいっぱいでした。

そんなとき、取引先の方との雑談で住宅ローンの話になりました。

事情を話すと、「一回、住宅ローン専門の相談窓口に行ってみたら?」と勧められたのです。
「銀行によって見方が違うし、通し方を分かっている人に相談したほうがいい」と。

帰宅後、教えてもらった住宅ローン相談窓口のサイトを見てみると、“自営業の方の相談実績多数”という文字が目に入りました。

半信半疑でしたが、思い切って問い合わせをしました。

後日、実際に相談へ。

担当の方は、こちらの状況を否定することなく、丁寧に話を聞いてくれました。

「確定申告が1期分でも、内容次第では可能性があります」
「金融機関によって評価ポイントが違うので、通る道を一緒に探しましょう」

そう言ってもらえたことで、少しだけ希望が見えた気がしました。

必要書類を準備し、収入状況や事業内容も細かく確認。
そのうえで、私たちに合う銀行を選び、再度事前審査へ進むことになりました。

結果を待つ数日間は、落ち着かない毎日でした。

そしてある日、担当者から電話が。

「事前審査、承認になりました。3800万円まで可能です」

一瞬、言葉が出ませんでした。

電話を切ったあと、すぐ妻に連絡すると、「本当に!?」と驚きながらも、とても喜んでくれました。

あのとき諦めなくて、本当に良かったと思いました。

その後は住宅会社との打ち合わせも順調に進み、念願だったマイホーム計画が本格的にスタート。

駐車スペースを広く取り、子どもが遊べる庭も作る予定です。
妻は「次は家具を見るのが楽しみ」と、毎日のようにSNSでインテリアをチェックしています。

以前は、“自営業だから無理”と思い込んでいました。

けれど実際は、状況をきちんと理解し、合う金融機関を選ぶことで道が開けることもあるのだと知りました。

もしあのとき相談していなかったら、私たちはきっと「無理だったね」で終わっていたと思います。

住宅ローンは、一人で悩むよりも、経験のある人に相談することが本当に大切なんだと実感しています。

 

 

 

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